当院ではこれまでの経験を生かした独自の教育プログラムを設定。そこには病院全体で関わっていくことを徹底し、先輩へ質問しやすい環境、アドバイスをもらいやすい環境を実現しています。また、あなたが獣医師としてどうしたいのかを一緒に考えていきます。開業したいのか、勤務医として働きたいのか、ホームドクターとして幅広く診たいのか、専門分野を極めたいのか、その“あなたらしさ”を全力でサポートしていく体制を整えています。
入社から5年目
新卒入社の場合は、入社から5年目を目処に、項目を順序立てて無理のないペースで知識や技術を習得していきます。5年目を終えれば、総合診療医として一人で責任をもって判断ができるようになり、開業できるレベルまで成長することができます。3病院体制であることを活かし、多くの症例に触れ、経験を積むことで確実なキャリアアップが望めます。
新卒入社の場合
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6ヶ月 保定業務
先輩獣医師の補助(カルテ記入など)
日常ケア(爪切り・肛門腺など)6ヶ月
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1年目上記の業務
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薬剤管理
予防診療・ワクチン接種
手術補助(避妊・去勢)
去勢手術(猫)
入院管理 -
まずは、先輩獣医師を補助しながら診察・治療・処置について学び、日常業務・症例のことを覚えていきます。予防診療や避妊去勢手術の助手、入院管理を経験することで臨床の基礎を身につけます。
同時に、社会人として仕事に必要な一般教養を習得し、飼い主様やスタッフとのコミュニケーションを潤滑にとれるよう、人間性を磨きます。
\ 1年目では /
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2年目 上記の業務
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一般診察
腹部エコー
避妊・去勢手術
腫瘍摘出3年目 上記の業務
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軟部外科手術補助
整形外科手術補助 -
積極的に診察に携わります。先輩獣医師とディスカッションを重ねながら、より良い獣医療を提案できるよう、考える力を習得します。
また、腹部エコーなどの検査技術を身につけることで診断力を上げていきます。様々な症例の診察に関わり、経験値を積んでいきましょう。
さらに、先輩獣医師の指導のもとで避妊去勢手術の執刀、軟部外科・整形外科手術の補助を行い手術のスキルを上げていきます。
\ 2〜3年目では /
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4年目 上記の業務
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重症症例の診察5年目 上記の業務
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軟部外科手術の執刀
スキルに合わせて整形外科手術の執刀 -
重症症例の診察、入院管理を受け持ち、責任ある獣医療を提供できるようにします。腫瘍切除などの軟部外科手術に加え、スキルに合わせて整形外科手術の執刀も行います。
さらに、大学や専門病院などの研修制度に参加し、各々の得意分野や専門分野を磨きます。他院からの紹介を受けて、専門医療を用いて問題を解決していくこともあります。
\ 4〜5年目では /
5年目以降の働き方
得意分野や自分の目標、進みたい道などが見えてきたら、病院もしっかりサポートします。
- 外で学ぶ
- 外部セミナーへの参加や大学の研修参加などを推奨します。
- 院内で学ぶ
- その分野の症例がきた場合は積極的に携わらせ、学ぶ環境を提供します。(例)器具出し→助手→部分的な術者→メイン執刀 等
先輩の事例
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休日に研修医をして腫瘍科をマスター
新卒2年目から大学病院の研修に参加する許可をいただけ、休日に大学病院で研修医として勉強できたことが腫瘍科で成長する一番のきっかけになりました。学ぶ機会を与えてもらえただけでなく、学んだことを現場で実践する機会を与えていただけることも成長する上でとても感謝しています。
いがらし動物病院 五十嵐先生
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中途入社から専門を持ち独立し開業
循環器分野の専門性を高めようと思っていたため、本渡院長から大学病院への研修を紹介して頂き、ほぼ毎週通いました。学会や企業主催の勉強会など循環器の分野には積極的に参加し、色々な先生方の治療法や病気への考え方を学びました。
さいたま博通り動物病院 高野先生
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スキルを高めるために研究生兼務
獣医師として専門性を高めるためにいくつかの大学付属動物医療センターの研究生になり、診療や外科手術を学んでいます。また興味のある分野の学会や研究会に所属しています。院内では各スタッフが専門医療に携わっているので、幅広い経験ができます。
ホンド動物病院 臼井先生